9月16日(土)
木のねっこふぇす。2日目
朝から雨対策。
ものを移動して、雨がかからないようにシートを張って。出店も室内とタープテント、ウッドデッキとわかれて準備しました。
かまどとアースオーブン作りをお願いしている山田さん登場。
今日は大事な日なのです。
初めてのかまどの火入れ。
細いマキから太いマキまで準備してくださり、お塩、お神酒、お米をお供え。
みんなで二拍手二礼…あ、間違えた、二礼二拍手一礼して、火の神様に安全と今後の繁栄を祈願しました。
火入れは、山田さんに習い、いつも火を扱い慣れている子がマッチに火をつけました。みんな少しずつ木をくべて、火を大きくしていきます。
火の気持ちになって。
山田さんが火の扱い方など教えてくださいました。
お米を炊いて、いよいよ2日目スタート。
今日は、新しくTouRiさんの可愛い雑貨、
木のねっこ単発生のワークショップやフリマも出店されました。
昨日から出店のメンバーは場所を変えつつ、スムーズに準備。
‥何やらもめている2人。
急きょ、開催数日前に共同出店が決まったM&Yさんが、険悪ムード。
仕事の役割分担における売り上げの配分について、お互いの主張があり、意見が衝突したようです。2人とも言い分を変えず、話し合いは平行線。相手を責める言葉をお互い投げ、さあ、どうしようもできない。
太陽と月、陰と陽、というタイプの同級生の2人。気の合う時はずっと話し続け遊び続け、そばにいるのだけど。
すぐに大人にヘルプが出ましたが、ひとまず2人で相談してと声をかけました。
それでもそのまま平行線。このままでは話が進まないから大人が入った方がいいかね?と確認しはるみちゃんが間でお互いの話を聞きました。
自分がお互い納得するところで、Mさんは店をやめることに決めました。Yさんがそのままお店を続行。
お互い一人になって店を続けることで、
店を離れてみることで、
感じることがあったのでしょうか。
室内の子どもたちは、昨日とは狭い空間をお互い譲り合い、レイアウトを工夫して出店。ものすごい勧誘の嵐に、お客さん引いてる!?みんな一生懸命アピールします。普段口数少ない子も、積極的に宣伝。
以前のギャザリングイベントでお会いした方や、ボランティアスタッフさんの宣伝のお陰で、お子さん連れの方々がたくさん来てくださり、ウッドデッキもログ内も子どもでにぎやかでした。
そして、食育ランチワークショップ。子どもたちもお手伝い。今日のメニューは
ひじきかぼちゃ
大根のはりはり漬け
もち麦のスープ
レンコンきんぴら
メインは、玉ねぎステーキ
玉ねぎの甘みと、はりはり漬けは大人気!
そして、山田さんの差し入れのかぼちゃも。
ツキイチDIY教室の講師の先生も差し入れのリンゴを持って、来てくださいました。
うみかぜ学校のトウモロコシや揚げ芋は、安定の大人気。
みなさん、雨の中ありがとうございました。
さて、例の二人は、まだ、距離を保っております。お互いのそれぞれの言い分を、大人が対等に聞いて話をしたり、母の話は聞く耳持たない、という素振りでも、他のスタッフの話は聞いて、自分がどうしたいかを一緒に導き出すことができました。
1人の親だけで子を抱え込むことで、
どうにもこうにもならないことが、
たくさんの人の中で、子を育てることで、いろんな方向からその子を見守って関わっていく大人がいて、その人間関係の中で、子どもは安心して、自分を出していけるのではないかなと思いました。
地道に築き上げてきた信頼関係は、少々の出来事でもゆるぎなく、わたしはわたしであると、自分を生きることができる。
なんと、ありがたい環境なのだろうと思います。
明日は台風の予報ですが、ふぇす。は開催予定です。様子を見ながら、その時にできることを、その場に集った大切な人たちとで、1日じっくり楽しみたいと思っています。
【文 田上】
《木のねっこふぇす。》
9月15.1617.18日開催予定
詳細は随時更新中
こちら→☆
ウッドデッキや野外キッチンの製作状況など、プロジェクト日記更新中→☆
《木のねっこ高等学院》
通信制高校サポート校 木のねっこ高等学院
●ねっこ塾生徒募集![英算数国理]
毎週火曜水曜13時〜15時
小中学生対象(高校生応相談)
●9月ツキイチ教室予定(一般参加可能)
感覚統合お話会・アート教室(切り紙)・ゆるマク食育教室・ストレッチポール教室・DIY教室(貯金箱)
メールアドレス
info@kinonekko.info
電話番号
082-516-8737(平日10時〜15時
木のねっこを応援してくださる方